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■毎年、サンタフェで開催される 「Indian Market」でBlue ribbon(入賞)など数々の受賞経験があるナバホの人気作家『Lloyd Nelson Black Obsidian pendant top』です。ストーンセット、スタンプワークの“ナバホトラディショナルスタイル”の作品がほとんどです。こちらのトップには、最も古く最も普及した宝石のカッティング方法~カボションカット”された「ブラックオブシディアン」がセットされています。オブシディアン~ガラス質の火山岩でただの真っ黒ではなく、深く透き通った神秘的な石です。和名を“黒曜石”といい太古の歴史に詳しい方なら“ピン!”とくると思いますが、縄文時代には鋭利に磨かれ、摩製石器としてナイフや矢じりとして生活に欠かせない石でした。「モース硬度は5~6」でターコイズとほぼ一緒です。シルバーフレームはタガネでカットが入れられたとてもシンプルなモノですが、他の作家ならただ付けてしまうバチカンに山と大地を表すシンボルがスタンプワークで施され、細やかなな気の効いた洒落がみられます。この辺りが一流の作家である由縁でしょう。【豆知識】●オブシディアンの伝説~「アパッチの涙」~ オブシディアンは米国西部の多くの地域、特にカリフォルニア、ネバダの火山地帯は一大産地で、「ロックハウンド(岩石収集家)」や「宝石職人」によって熱心に収集されており、半貴石として「ネバダの宝石」の辞典に記載されています。そのなかでも特に“黒に白い班がある”ものは、インディアンのあいだで珍重され『アパッチの涙』と言われています。それは1870年代に、約75人のアパッチと米国騎兵隊が、現在のアリゾナ州スーペリアを見下ろす山で戦いました。敗北に直面して、数が少ないアパッチの戦士たちは、騎兵隊に殺されるのではなく、山から馬に乗って死ぬことを選びました。戦士たちの妻と家族はその悲劇を聞いて泣き、その涙は地面のオブシディアンに落ちて、白い模様に変わったと伝えられています……■サイズなど/縦約(バチカン含む)45㎜、最大幅約27㎜、厚さ約(石含まず)3㎜。オブシディアン縦約26.5㎜、横約19㎜、高さ約9㎜。バチカン内寸約7㎜×6㎜。作者ホールマーク、STERLING 刻印アリ。※私が着用していたので傷などがあります。
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■毎年、サンタフェで開催される 「Indian Market」でBlue ribbon(入賞)など数々の受賞経験があるナバホの人気作家『Lloyd Nelson Black Obsidian pendant top』です。
ストーンセット、スタンプワークの“ナバホトラディショナルスタイル”の作品がほとんどです。
こちらのトップには、最も古く最も普及した宝石のカッティング方法~カボションカット”された「ブラックオブシディアン」がセットされています。
オブシディアン~ガラス質の火山岩でただの真っ黒ではなく、深く透き通った神秘的な石です。
和名を“黒曜石”といい太古の歴史に詳しい方なら“ピン!”とくると思いますが、縄文時代には鋭利に磨かれ、摩製石器としてナイフや矢じりとして生活に欠かせない石でした。
「モース硬度は5~6」でターコイズとほぼ一緒です。
シルバーフレームはタガネでカットが入れられたとてもシンプルなモノですが、他の作家ならただ付けてしまうバチカンに山と大地を表すシンボルがスタンプワークで施され、細やかなな気の効いた洒落がみられます。
この辺りが一流の作家である由縁でしょう。
【豆知識】
●オブシディアンの伝説~「アパッチの涙」~
オブシディアンは米国西部の多くの地域、特にカリフォルニア、ネバダの火山地帯は一大産地で、「ロックハウンド(岩石収集家)」や「宝石職人」によって熱心に収集されており、半貴石として「ネバダの宝石」の辞典に記載されています。
そのなかでも特に“黒に白い班がある”ものは、インディアンのあいだで珍重され『アパッチの涙』と言われています。
それは1870年代に、約75人のアパッチと米国騎兵隊が、現在のアリゾナ州スーペリアを見下ろす山で戦いました。
敗北に直面して、数が少ないアパッチの戦士たちは、騎兵隊に殺されるのではなく、山から馬に乗って死ぬことを選びました。
戦士たちの妻と家族はその悲劇を聞いて泣き、その涙は地面のオブシディアンに落ちて、白い模様に変わったと伝えられています……
■サイズなど/縦約(バチカン含む)45㎜、最大幅約27㎜、厚さ約(石含まず)3㎜。オブシディアン縦約26.5㎜、横約19㎜、高さ約9㎜。バチカン内寸約7㎜×6㎜。作者ホールマーク、STERLING 刻印アリ。
※私が着用していたので傷などがあります。